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ニールセンの「オートモーティブ・グリーン・マーケター・オブ・ザ・イヤー」のファイナリストが発表されました。

1分で読めるシリーズ|2010年11月

シボレー、フォード、ホンダ、メルセデス・ベンツ、トヨタは、2010年11月18日に開催されるロサンゼルス国際自動車ショーで発表される、初の「Automotive Green Marketer of the Year」の最終候補に選ばれました。この賞は、自動車業界の環境に配慮した取り組みについて、消費者の認知度を高め、消費者意識をポジティブに変化させることに最も貢献したブランドを表彰するものです。2009年10月から2010年9月の間に、「グリーン」をテーマにした全米規模のテレビ広告を放映した自動車メーカーが対象となります。

ニールセンは、最終候補と受賞者を決定するために、3つの調査研究を活用し、メディアの種類に応じた認知度や認識度を取り入れました。調査内容は以下の通りです。

  • 約7,000人の消費者を対象にした、自動車ブランド別の環境メッセージのクロスメディア認知・認識に関するカスタム調査
  • ニールセンの広告効果測定サービスにより収集された全国テレビ広告の視聴者250万人のレスポンスデータ(自動車のグリーン広告に焦点をあてたもの)。
  • グリーン関連スレッドにおけるソーシャルメディアの「話題性」センチメントの測定

その結果、消費者は環境に配慮した広告キャンペーンに対して確実に高い意識を持っており、クロスメディアの意識調査では10人に8人が最近「グリーン」な自動車広告を目にしたと回答しています。また、消費者生成メディア(CGM)において、自動車ブランドの環境に配慮したトピックをめぐる議論が概してポジティブであることも注目すべき点です。否定的な議論は平均して1%未満でした。これは、グリーン広告によってブランドに対する評価が変化したと答えた消費者の数にも反映されており、3分の2はこれらの広告を見た後に評価がよりポジティブになったと答えています。

ニールセン・オートモーティブ社長のロイス・ミラー氏は、「自動車分野での環境への取り組みに対する消費者の意識が高まっていることがわかります」と述べています。"重要な利点は、このような意識に伴い、ブランドに対するよりポジティブな見方も生まれることであり、最終的には、自動車メーカーがこれまで自社ブランドを考慮しなかったような消費者にリーチできるようになることです。"

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