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テレビ視聴者は本当にコマーシャルを見ているのかという調査研究

2分で読めるシリーズ|2010年5月

テレビを見る人はコマーシャルを見ないというのが、これまでの常識でした。チャンネルを合わせたり、何か食べたり、広告を無視するのです。 テレビ広告や番組宣伝は毎日85%の成人に届けられており、視聴者は通常1日に26回、73分もの広告や宣伝を目にすることになるのです。

また、Council for Research Excellence(CRE)が主催するVideo Consumer Mapping(VCM)調査では、チャンネル変更や部屋の移動の頻度は、CMの前、中、後ともほぼ同じであることがわかりました。 休憩中にチャンネルを変える視聴者はわずか14%で、CMの直前は11%、直後は13%でした。 同様に、部屋の移動パターンも同様で、視聴者の20%がCM中に部屋を移動しているのに対し、CM前は19%、CM後は21%でした。

テレビ視聴者の多くは、同時に別のことをしているが、「マルチタスク」の行動パターンはCM中も変わらない。マルチタスクはメディア利用全体の45%を占め、「介護」「食事の支度」が上位を占める。 また、55%の視聴者がメディアのみに没頭していることがわかりました。

「コマーシャルが流れると、人々はテレビに釘付けになります。 RJCアドバタイジング社のバイスプレジデント兼メディアディレクターで、CREのメディア消費&エンゲージメント委員会の委員長であるローラ・コワン氏は、次のように述べています。 「長年、メディア関係者は、視聴者が実際にコマーシャルブレークに注目しているかどうかという問題と格闘してきました。 この新しいデータは、実際に統計的に有意な数のテレビ視聴者にオブザーバーを埋め込んだ結果であり、人々が何を見、どのようにそれを見ているかを知るという点で大きな進展がありました。"

VCM研究は、376人の成人のメディア消費習慣を直接、コンピュータを使って観察した史上初の研究で、4分の3以上、合計752日の観察データを作成しました。

ビデオ・コンシューマ・マッピング研究のプレスリリースを読む(英文)。

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