本日、サンフランシスコで開催されたAppNationカンファレンスで、ニールセン・カンパニーのテレコム担当CEO、ジョナサン・カーソンは、モバイル・アプリケーションを利用する米国の消費者に関する最新の調査結果を発表した。
ニールセンが実施したモバイルアプリのダウンローダー、つまり過去30日以内にアプリをダウンロードした消費者を対象とした最新の調査によると、モバイルアプリの消費者状況を理解したければ、アップルのiOSとグーグルのアンドロイドのエコシステムを理解する必要がある。
- 米国のモバイル消費者の36%がスマートフォンを所有
- アップルのiOS(iPhone)とグーグルのアンドロイドOSの携帯電話を持つ消費者は、米国のスマートフォン市場の大半を占め、モバイルアプリのダウンロード者の74%を占めている。
- アップル社のiOSおよびアンドロイドOS搭載スマートフォンのアプリダウンロード利用者は、他の種類のスマートフォン利用者よりも多くのアプリを携帯電話に入れており、iPhoneでは平均48アプリ、アンドロイド携帯では平均35アプリだった(これに対し、ブラックベリーRIMスマートフォンのアプリダウンロード利用者は平均15アプリしか携帯電話に入れていなかった)。 (それに比べ、ブラックベリーRIMスマートフォンのアプリダウンロード利用者の携帯電話には、平均15個のアプリしか入っていなかった)。
- また、アプリの使用頻度も高い。iPhoneを持つアプリダウンロード者の68%、Android携帯を持つアプリダウンロード者の60%が、モバイルアプリを1日に複数回使用すると回答したのに対し、ブラックベリー/RIM携帯を持つアプリダウンロード者は45%だった。