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米国ビデオゲームの動向 - クロスプラットフォームの台頭

2分で読めるシリーズ|2012年3月

ゲーマーの遊び方や過ごし方の選択肢は、かつてないほど増えている。ニールセンが毎年実施している「米国ゲーミング」調査によると、モバイルとタブレットのゲーミングは増加傾向にある:A 360° View)調査によると、モバイルとタブレットでのゲーム利用が増加しており、総ゲーム利用時間は昨年より7%増加した。一方、コア購入者のゲーム支出総額は前年比横ばいだが、配分はシフトしており、デジタルコンテンツとサブスクリプション(8%ポイント増)がシェアを伸ばし、新品・中古ゲーム、レンタル、コントローラーの購入率低下を相殺している。これらの傾向は、転換期を迎えている業界が引き続き活況を呈していることを示している。

今日のゲーム事情:

  • 2012年1月時点で、半数以上の世帯(56%)が現世代ゲーム機を少なくとも1台所有している。
  • ニンテンドーDSやソニーPSPを持っている6~12歳の子供のいる世帯の66%が、アップルのiOSデバイスも持っている。
  • アンドロイドOSのゲームは25~34歳の成人にピークがある一方、iPhoneのゲームは年齢層に均等に分布している。
  • ゲーマーの複数スクリーンでのプレイが増加:コンソール、PC、モバイル/タブレット端末のうち2つ以上でプレイする割合は24%で、2009年の17%から増加。

クロスプラットフォームゲーム

購入ファネル:

  • ゲーム発売の認知度を高める上で、ウェブの重要性はますます高まっている:ゲーマーはゲーム以外でインターネットに費やす時間が増えており、広告費はトップゲームやコンソールの印刷物からデジタルへとシフトしている。
  • Eコマースでのゲーム購入は前年比3%増、他チャネルは減少

エンターテインメントのハブとしてのコンソールと次世代機:

  • コンソールの65%がリビングルームに設置されている。任天堂のWiiがトップ(75%)だが、マイクロソフトのXbox 360用Kinectがこのプラットフォームを共同スペースへとシフトさせるのに役立っている。
  • ニールセンについて 次世代ゲーム機に興味を持つ人のうち、およそ5人中4人は現在のゲーム機所有者である。

[ウェビナー「U.S. Gaming: A 360° View」のダウンロードはこちら]。

2011年10月、米国の一般人口(n=3,000)を対象に実施。

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