市場に登場した（そして見出しを飾った）新しいデジタルデバイスから、新しいアプリのおかげで高まるバーチャルリアリティへの関心まで、2016年はデジタルにとって大きな1年となりました。年の瀬を迎え、ニールセンは、米国のスマートフォンアプリやOSのトップなど、デジタルのトップトレンドについて調べました。

2016年、スマートフォンアプリのトップは再びFacebookが占めた。このSNSアプリは、毎月の平均ユニークユーザー数が1億4600万人を超え、昨年から14％の伸びを示しました。2位はFacebook Messengerで毎月の平均ユニークユーザー数は1億2900万人以上、3位はYouTubeで毎月の平均ユニークユーザー数は1億1300万人以上となりました。

スマートフォンアプリのトップ10の中で、前年比の変化が最も大きかったアプリは、AmazonアプリとInstagramで、それぞれ2015年から43％、36％のユーザー数の伸びを示しました。

米国の携帯電話加入者に占めるスマートフォンの普及率は、年初の86%から2016年9月末には88%に拡大しました。

2016年第3四半期、加入者の過半数がAndroid（53％）とiOS（45％）の端末を使用してアプリにアクセスしていました。米国のスマートフォン所有者の2％がWindows Phoneで動作する端末を使用し、1％がBlackBerryで動作する端末を使用していました。

メソドロジー

ニールセンの電子モバイル計測は、パネリストのスマートフォン（AndroidおよびiOS端末を持つ18歳以上のパネリスト約9,000人）に許可を得てインストールされます。パネリストは英語でオンライン募集され、ヒスパニック、アフリカ系アメリカ人、アジア系アメリカ人、ネイティブアメリカン、アラスカンネイティブ、その他人種的背景の異なる消費者の代表が含まれています。この方法では、行動が途切れることなく追跡されるため、スマートフォン上のすべての行動を総合的に把握することができます。モバイルブラウザと非システムアプリの利用状況は、Nielsen Mobile NetView 3.0を通じて報告されます。

Nielsen Mobile Insightsのデータは、ニールセンが米国の13歳以上の携帯電話契約者3万人以上を対象に毎月実施している調査に基づいています。携帯電話所有者には、主に使用している携帯電話のメーカーと機種を尋ね、米国の携帯電話契約者を人口統計学的に代表するように重み付けしています。スマートフォンの普及率は、上位のOS（Apple iOS, Android, Windows, BlackBerryなど）を搭載する全機種を反映しています。