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テレビとデジタルの広告効果測定を行っていく上で重要なポイント

0分で読めるシリーズ|ニールセン デジタル シニアアナリスト 高木史朗|2022年2月号

デジタルの広告費がテレビの広告費を超えることから2年が過ぎ、テレビとデジタルを適切に組み合わせてプランを立てている企業はさらに増加している。

コミュニケーションの中心となっている「人」ベースに効果を測定することが重要です。

まず、テレビとデジタルの広告効果を測定する上で重要なポイントは、コミュニケーションをとっていく上でその中心にある「人」ベースに測定することです。広告の効果を量る指標はさまざまで、テレビ業界ではGRP、デジタル業界ではインプレッション、CTRなどが活用されています。

テレビとデジタルの組み合わせコミュニケーションをとっていく理由として、テレビでは若年層に変容させてもらう上で必要な回数視聴してもらうケースも増えるため、そういったテレビ利用頻度の低いターゲットに対してデジタルでリーチしてもらうケースがあるでしょう、こういった場合はテレビで何人にリーチできるのか、「人」ベースでリーチを把握する必要があることは明確でしょうか、テレビとデジタルの区別がない、どちらのデバイスからでも良いのでターゲットとして消費者に広告を見てもらう態様を変えるさせるといったことも同様ですね、各デバイスの重複を超えて何人に対して、広告回を見てもらうことができたのか

また、デバイス間の重複だけでなく、特定のデバイスデータの測定する際にも、しっかりと「人」ベースで測定できていることが求められます。

機関による透明性のある効果検証

もう一つの重要なポイントは、その計測ベンダーがメディアや広告会社関係筋がない、且つ広告配信等の関わりがある第三者であることです。

最後に

マーケティング活動における効果検証とは、コミュニケーション活動を改善し、より売上等の最終目的を向上させることです。それは、テレビだけを活用する場合、デジタルだけを活用する場合、テレビとデジタルを組み合わせて活用する場合でも同じです。

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