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8.5 世代コンソールが米国のゲーム産業をレベルアップ

2分で読む|2017年5月

コンテンツという観点から見ると、昨年の米国ビデオゲーム業界のストーリーは、ファーストパーソン・シューティングゲーム「オーバーウォッチ 」の興奮から、ロケーションベースのAR(拡張現実)現象「ポケモン GO」まで、魅力的なものばかりだった。

しかし、ヘッドラインを飾ったのはコンテンツだけではなかった。ゲーム機もまた、スマートフォンやタブレット端末など他の技術リリースと同じようなペースで新機種をリリースする可能性のあるメーカーの新戦略であるミッドサイクルアップデートで話題となった。

従来、新世代のゲーム機は5~6年ごとに発売され、大きな話題と互換性のあるゲームがリリースされる。昨年発表されたソニーの「プレイステーション4 Pro」とマイクロソフトのXboxプロジェクト「Scorpio」は、ゲーム業界の新たな潮流となった。ベースとなるゲーム機(PlayStation 4とXbox One/One S)よりも高性能で高価でありながら、これらのアップデートされたゲーム機はベースとなるゲーム機と同じOSを使用しているため、各ゲーム機のプレイヤー層が分断されることを避け、消費者は既存のゲームライブラリをアップグレードされたデバイスに引き継ぐことができる。

この戦略は、メーカーがゲーマーからより多くの価値を引き出すための方法であり、2017年ニールセン・ゲームズ360レポートの新たな調査によれば、ゲーマーの新型ゲーム機に対する意識は有望である。

購入意向も心強い。ゲーマーの21%がPlayStation 4 Proを「必ず」または「おそらく」購入すると答え、13%が2017年後半に発売されるProject Scorpioを購入する可能性が高いと答えた。Scorpioに関するより多くの情報が発表され、ホリデーシーズンに近づくにつれ、ソニーとマイクロソフトの両社は新システムに対する認知度を高め、関心を高めるはずだ。報告書はまた、ゲーマーのブランド・ロイヤルティは深く、特に新しいコンソールのアップデートを購入する際に、プレーヤーがゲームを保持できる場合、ゲーマーのブランド・ロイヤルティは深いことも明らかにした。

中期のアップグレードではないが、任天堂のゲーム機「Switch」も話題になっている。3月に発売された同機は、据え置き機としても携帯機としてもプレイ可能で、初動売上は好調だ。2017 Nielsen Games 360 Report」は発売前に実施されたが、その時点での新型ゲーム機の認知度は、すでに発売されている「PlayStation 4 Pro」よりも高かった。

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