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スーパーボウルの内訳:2017年のビッグゲームのファンとチームの違い

3分で読む|2017年2月

一方のチームは現代のフットボール王朝。もう一方は20年近くスーパーボウルに出場していない。ニューイングランド・ペイトリオッツとアトランタ・ファルコンズは、スーパーボウルLIに臨むにあたって正反対のチームと言えるだろう。ニールセンのデータによれば、両者のファンも対照的だ。

ニールセン・スカーボローのデータによると、ボストン地域の人口の64%がニューイングランド・ペイトリオッツの試合を観戦、参加、または聴いたことがある一方、アトランタの人口の半数弱(48%)がファルコンズのファンと考えられる。ニールセン・スポーツ・スポンサーリンクによると、ペイトリオッツは全米のファンベース規模ではファルコンズより上位にランクされているが、ファルコンズの順位は2015年から2つ上がっている。

ファルコンズのファン層は南部に集中している(74%)のに対し、ペイトリオッツのファン層は北東部に43%、南部に33%と、より均等に分布している。

ファルコンズファンはペイトリオッツファンに比べ、結婚して子供がいる若い世帯主(18~34歳)が多い。ペイトリオッツはファルコンズファン(42%)より女性ファン(46%)の割合が高い。

飲み食いの格差

大人の飲み物を選ぶとき、アトランタ・ファルコンズファンはビールを第一に選ぶが、ニューイングランド・ペイトリオッツファンはワイングラスで満足する。両チームのファンはピザを注文するが、ファルコンズファンはペイトリオッツファンよりも冷凍ピザを買って焼く傾向が強い。ペイトリオッツ・ファンの半数近くが、1ヶ月の間にレストランで中華料理を食べたと答えているのに対し、ファルコンズ・ファンはペイトリオッツ・ファンの2倍以上の確率でメキシコ料理を食べに出かけている。

クォーターバックの比較

ファルコンズのクォーターバック、マット・ライアンは今年のNFL最優秀選手賞の最有力候補だが、一般にはまだ比較的無名だ。ニールセンのタレント分析ツールによると、ライアンのNスコアは62、認知度スコアは32で、フットボール選手の平均にぴったり当てはまる。

ペイトリオッツのクオーターバック、トム・ブレイディは、アメフトの平均が30点であるのに対し、73点という意識スコアを持つ、現在最も有名なアメフト選手である。しかし、ブレイディは極端な人物である。彼のNスコアは、好感度やその他の性格的特徴を加味して70だが、好感度スコアは48で、実はブレイディは全有名人の中で好感度下位5%に入る。ライアンの好感度スコアは58と高く、平均的である。

ブレイディはライアンより女性に人気がある。ブレイディのファン層の36%が女性であるのに対し、ライアンは30%。クォーターバックコンテストが美人コンテストなら、ブレイディはライアンを上回るだろう。ブレイディは "イケメン "属性で31点、一方NFL平均、ライアンのスコアは18点。もしトロフィーが信頼度によって授与されるなら、ライアンの信頼度40点に対し、ブレイディは31点。  

方法論

本記事における見解は、ニールセン・スカーボロー・ローカル・マーケッツ・リリース2 2016、ニールセン・スポーツ・スポンサーリンク2016、ニールセンNスコア・タレント・トラッカーから得たものである。

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