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情報通のインフルエンサーと強力な購買者

2分で読める|2019年5月

アジア系アメリカ人消費者の旅

アジア系アメリカ人は、今日のデジタル化された購買経路において、経済的な推進者であると同時に影響力のある存在として、ユニークで強力な地位を占めている。アジア系アメリカ人の消費者行動は、友人や家族からの推薦やレビューから始まることが多い。実際、アジア系アメリカ人は、消費者レビューのためにインターネットやアプリを利用する割合が、一般の人々よりも50%高い。さらに、アジア系アメリカ人は新興テクノロジーの使い手であり、定額制オンデマンド・ビデオ(SVOD)のようなデジタル・プラットフォームを通じてコンテンツを視聴し、オンラインで購入する傾向が非常に高い。

アジア系アメリカ人は、購入した商品のレビューをする傾向があるため、好意的な体験は、これらの消費者を、友人や家族、消費者グループ全体や製品カテゴリーに影響を与える力を持つブランド・ロイヤリストに変えることができる。この影響力は、寿司、アジア風餃子の前菜、ナンパンといった商品が、過去3年間だけでも少なくとも11%の収益成長を遂げているという事実からも見て取れる。アジア系アメリカ人の購買行動には、文化的伝統や異文化間のアイデンティティーに深く根ざした無数の影響がある。マーケティング担当者がアジア系アメリカ人の消費者に共感し、真のつながりを築くためには、こうした行動の原動力を理解することが不可欠です。企業は、将来の成長を促進するために、年間1兆ドルの購買力を持つこれらの消費者にリーチする必要に迫られている。

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