ニールセンとクオティエント・テクノロジー、新たな業界オムニチャネルデータセット構築に向け戦略的提携を締結

新たな契約により、データ駆動型マーケティングにおけるシームレスな測定と活性化の新境地を実現

ニューヨーク州ニューヨーク – 2019年7月30日 –本日、ニールセン（NYSE: NLSN）は、購買データを活用したデータ・メディア・プロモーションプラットフォームを提供するデジタルファーストのリーディングプロバイダーであるクオティエント・テクノロジー（NYSE: QUOT）との戦略的提携を発表しました。 この新たな戦略的提携により、ニールセンはクオティエントのオムニチャネル購買インテリジェンスを自社のオーディエンス測定およびパフォーマンス測定に統合し、クライアントがデータ駆動型マーケティングの新たな領域を実現することを可能にします。

消費者がより統合されたショッピング体験を求める中、ブランドマーケターはメディア投資の配分や購買プロセスにおける消費者との接点構築に関する意思決定をデータに基づいて行うケースが増加しています。クオティエントの小売業者提供データ（1億人以上の購買者データ）とメディア・プロモーション活性化プラットフォームを、ニールセンの測定ソリューションと統合する本戦略的提携により、広告主と代理店は消費者インサイトへの独占的アクセスを獲得。これにより、より高度なデータ駆動型マーケティングを大規模に展開し、売上増加を実現します。

ニールセンのグローバル・アナリティクス責任者であるマット・クレプシックは次のように述べている。「マーケターがオムニチャネルの買い物客との接点を模索し続ける中、広告主はメディアと小売の境界線を曖昧にし、厳選された消費者体験を通じて増分成長を捉えようとしている。クオティエントとのこの連携は、購買プロセスの全接点における広告投資の最適化と意思決定を支援する消費者インサイトをクライアントに提供するという当社の戦略に沿ったものだ」

ニールセンのインサイトおよび測定ソリューションを通じて、クライアントはクオティエントの購買・購買意向データセットにアクセス可能となります。これは小売パートナーによる約50億件の購買取引（年間売上高1,500億ドル以上）に加え、年間数十億件のデジタルクーポン利用を含むクオティエントのデジタルプロモーションデータを基盤としています。 クオティエントのデータセットはニールセンに独占的に提供され、ニールセン・デジタル広告評価、キャンペーン効果測定、マルチタッチアトリビューションに統合されます。これによりマーケターは、購買行動と購買意図の包括的な理解と連動したメディア露出の信頼性の高い分析を可能にします。

クオティエント・テクノロジーのCEO、ミル・アミール氏は次のように述べた。「ニールセンとの提携を大変嬉しく思います。両社の強力なデータ・メディアブランドとプラットフォームを統合し、効率的なマーケティング支出を実現します。消費財ブランドマーケターは、大規模な成果をもたらすシームレスなデジタルソリューションを求めています。当社は、業界を前進させる比類なきインサイト、アクティベーション、測定の組み合わせを提供することで、このニーズに応えられます。」

この戦略的提携は、ニールセンのアナリティクス、アクティベーション、プランニングソリューション（ニールセン・マーケティングクラウド およびニールセン・メディアインパクトを含む）にも拡大されます。ニールセンの顧客は、ニールセン・マーケティングクラウドを通じて、クオティエント・オーディエンスが提供する2,500以上の消費財（CPG）向け購入者セグメントにシームレスにアクセスできるようになります。 両社の製品・データ提供を統合することで、ニールセンとクオティエントは広告主、出版社、プラットフォームに対し、メディアチャネル間の比較可能性と小売空間（全米2万店舗を含む）のカバー率を強化します。ニールセンは2019年9月1日より、クオティエントデータを活用した効果測定・活性化サービスを顧客に提供開始予定です。