デジタル広告は急速に普及しつつあり、今やオーストラリアの消費者が最も信頼する広告形態のひとつとなっている。 ブランド・コンテンツに注目すると、2015年ニールセン・グローバル・トラスト・イン・アドバタイジング・レポートは、デジタル革命が勢いを増し続けていることを示している。しかし、消費者の大多数は依然として、テレビ、ラジオ、新聞などの伝統的な広告形態を非常に信頼し、反応している。
消費者の購買行動に影響を与える最も効果的な方法を探るために、このレポートを簡単に見てみよう：
2007年、オンラインでバナー広告を信頼するオーストラリア人は5人に1人以下だった。現在、この数字はほぼ倍増し、オーストラリア人の3人に1人となっている。同様に、ブランド・ウェブサイトに対する信頼も、2007年にはオーストラリア人の半数であったのが、現在ではほぼ5人に3人となっている。検索エンジン広告は、オーストラリア人の3人に1人が信頼しており、安定している。
もちろん、ブランド、製品、サービスに関して最も信頼できる情報源は他の消費者であり、オーストラリア人の5人に4人はすでに知っている人からの推薦を信頼している。しかし、驚くべきことに、他のオンライン消費者からのコメントは、2番目に信頼できる情報源であり、オーストラリア人の5人に3人が、この分野に高いレベルの信頼を置いていると回答している。
携帯電話のテキスト広告に対する信頼も、2007年にはオーストラリア人の20人に3人だったのが、現在では4人に1人に増加している。信頼が高まったとはいえ、消費者の約半数にとどまっているこのプラットフォームに対する信頼の世界平均とオーストラリア市場を比較すると、モバイル広告が消費者にさらに強いインパクトを与える余地はまだ十分にある。
広告の世界は、驚異的なスピードで進化している。メディアの普及とテクノロジーの進歩は、消費者とつながる新しい方法を生み出している。選択肢の多い世界で適切なオーディエンスにインパクトを与えるには、広告費をどこに投入するか難しい決断を迫られることがある。信頼とレスポンスのレバーがどこにあるのかを理解することは、スタート地点として最適です。
詳細とインサイト については、当社のグローバル広告信頼度レポートをダウンロードしてください。
ニールセンについて ニールセン世界調査
ニールセン・グローバル・トラスト・イン・アドバタイジング調査は2015年2月23日から3月13日にかけて実施され、アジア太平洋、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、中東、アフリカ、北米の60カ国の3万人以上の消費者を対象に行われた。サンプルは、各国のインターネット利用者に基づく年齢と性別に基づく割当があり、インターネット消費者を代表するように重み付けされている。誤差は±0.6%である。このニールセンの調査は、オンラインにアクセスできる回答者の行動のみに基づいている。インターネットの普及率は国によって異なる。ニールセンは、インターネット普及率60％以上、またはオンライン人口1,000万人以上を調査対象としています。グローバル消費者信頼感指数を含むニールセングローバルサーベイは2005年に設立された。
