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大型連休のあった5月に「ソーシャルネットワーク」と「ビデオ/映画」の利用時間が増加 ~ニールセン 若年層のスマートフォンの利用状況を発表~

1 minute read | July 2019

図表入りのプレスリリースはこちらから。

東京、2019年7月30日 – 視聴行動分析サービスを提供するニールセン デジタル株式会社(東京都港区、代表取締役社長 宮本淳)は、スマートフォン視聴率情報「ニールセン モバイル ネットビュー(Nielsen Mobile NetView) 」の2019年4月から6月のデータをもとに、大型連休のあった5月の日本における若年層のスマートフォン利用時間を分析し、結果を発表しました。

2019年5月時点のカテゴリー別月間利用時間シェアをみると、平成生まれの18~30歳の男女ではスマートフォン利用者全体と比べて上位を占めるカテゴリーが異なることがわかりました。男性では月間利用時間のうち「エンターテイメント」が占める割合が最も高く31%、女性では「サーチ、ポータルとコミュニティー」が最も高く26%を占めていました(図表1)。

次に、「エンターテイメント」と「サーチ、ポータルとコミュニティ」のうち、大型連休のあった5月の利用時間が前後の4月、6月と比べて大きく伸びていたサブカテゴリーを男女で比較しました。それによると、男女ともに「ソーシャルネットワーク」の利用時間の増加が最も多く、月間で一人当たり平均約1時間40分増えていました。2位以降のサブカテゴリーを比較すると、男性ではTikTokなどを含む「その他エンターテイメント」が46分、「ビデオ/映画」が25分、女性では「ゲーム」と「ビデオ/映画」の利用時間が、それぞれ58分、42分増加していました(図表2)。

最後に、18~30歳の男女共通して利用時間が増えていた「ソーシャルネットワーク」と「ビデオ/映画」の利用時間増加に対して、影響が大きかった上位2アプリを比較しました。「ソーシャルネットワーク」では男女ともにTwitterとInstagramが上位となり、特に男性は女性と比べて5月に利用時間が大きく増加し、両サービスとも1時間46分増となっていました。「ビデオ/映画」では、男女ともにYouTubeが約30分増加し、男性ではAmazon Prime Video、女性ではNetflixの増加も目立っていました。Netflixは特に女性利用時間の増加が多く、5月は前後の月と比較してひとりあたり平均3時間以上増えている結果となっていました(図表3)。

当社アナリストのコヴァリョヴァ・ソフィヤは、次のように述べています。「今回は、平成生まれの若年層のメディア視聴が、令和初の大型連休によってどのように変化したのかを見てみました。同じ若年層の男女でもスマートフォンの利用時間配分は大きく異なり、大型連休によって増えた可処分時間の使い道も異なることがわかりました。通常は女性の利用時間が多い「ソーシャルネットワーク」では男性のほうが増加時間が多く、特にInstagramでは女性よりも1時間以上利用時間が増えていました。同じように、「ビデオ/動画」カテゴリーでは通常男性の利用時間が多いものの、女性の増加時間は男性を大きく上回っていました。大型連休でゆっくりできる時間ができたことで見れなかった動画を観たり、外出の機会が増えることでSNSに投稿するきっかけが増えるなど、忙しい時にはなかなか時間が割けないようなサービスの利用時間が、可処分時間が増えることによって増加していることがわかります。季節やライフスタイルによって消費者の可処分時間は変化します。広告主としては、その時間の増減によって変化する消費者のメディア消費行動を正しく把握し、それらの情報をもとにメディアプランを構成することで、より効率的にターゲットにリーチすることが可能になるでしょう。」

ニールセン モバイル ネットビュー(Nielsen MobileNetView)について

ニールセン モバイル ネットビューは日本全国の8,000名(iOS、Android各4,000名)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報を元に作成されます。従来のアンケート調査とは異なり、実際のユーザーのアクセス記録に基づくデータであり、アプリやウェブサイトの利用時間や利用頻度などの正確な利用動向データの提供が可能です。また、利用者属性情報を含むパネル調査であるため、属性別の利用状況を把握できます。データは、ウェブサイトの訪問、アプリの利用もしくはスマートフォン全体での利用状況を参照することができ、また、利用者属性、OS、電話会社、デバイスなどのフィルターを使用してデータを抽出することもできます。サービスの詳細は、ウェブサイトでもご覧いただけます。 https://www.netratings.co.jp/solution/nielsen_mobile_netview.html

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【ニールセン デジタル株式会社 会社概要】社名:ニールセン デジタル株式会社  英文社名:Nielsen Digital Co., Ltd.本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂2-17-7 赤坂溜池タワー11階資本金:1億円設立: 1999年5月代表者:代表取締役社長 宮本 淳主要株主: 米国ニールセン・カンパニー(The Nielsen Company)、株式会社ビデオリサーチニールセン デジタル株式会社は、ニールセンの消費者視聴行動分析部門の日本法人として、視聴者分析と広告分析のソリューションを通じて、お客様のビジネスにおける重要な意思決定を支援するデータ、分析、インサイトを提供しています。製品やサービス、および分析結果のインサイトについては、広告主企業、メディア運営企業、Eコマース企業、広告会社より高い評価をいただいています。ニールセン デジタル株式会社のサービス概要、および会社概要は www.netratings.co.jp でご覧いただけます。ニールセンについてNielsen Holdings plc(NYSE: NLSN)は世界最大級のマーケティング調査&データ分析の会社として、世界規模の消費者と市場における最も完全で信頼された見解を提供しています。私たちのアプローチは独自のニールセンデータと他のデータソースを結び付けることで、今何が起こり、今後何が起こるのか、そしてこの知識に基づいてどの様に行動するのがベストなのかを世界中の顧客が見つけるお手伝いをします。ニールセンはメディア、広告、小売りそして日用消費財産業が直面する最も重要な問いに答えるための新しい方法を開発し続けながら、90年以上に渡り科学的な正確性と革新性に基づくデータと分析を提供してきました。S&P 500企業として、世界人口の90%を網羅する100ヵ国以上に拠点を有しています。詳細は当社ウェブサイトをご覧ください: www.nielsen.comニールセン デジタル株式会社が提供しているソリューションと主な製品サービス視聴者分析ソリューションニールセン デジタルコンテンツ視聴率 Nielsen Digital Content Ratingsインターネット視聴率データ ニールセン ネットビュー  Nielsen NetViewスマートフォン視聴率データ ニールセン モバイルネットビュー Nielsen Mobile NetViewインターネットユーザーデータベースサービス ネットビューライフスタイル パワードバイビデオリサーチインタラクティブ など広告分析ソリューションニールセン デジタル広告視聴率 Nielsen Digital Ad Ratingsブランディング効果測定サービス Brand Lift Plus広告効果分析サービス ニールセン デジタルブランドエフェクト Nielsen Digital Brand Effectデジタル広告モニタリングツール ニールセン デジタルアドインテル Nielsen Digital Ad Intelなど